B-5 災害

災害その時、求められるコーディネーション力

本質を捉える力と視野の広い専門性・柔軟性を身につけよう!

日時:3月4日(日) 9:30〜13:00

定員:30名

対象:

*社会福祉協議会やNPO、NGO等で、災害ボランティアセンターの運営に関わっている方や関心のある方

年、全国各地で地震や豪雨等による多種多様な災害が頻発しています。阪神・淡路大震災や東日本大震災等の大規模災害をはじめ、過去に発生した災害の被災地では“ 災害ボランティアセンター”が立ち上がり、多くのボランティアが被災された方の支援活動に取り組んできました。この分科会では、いま改めて原点に立ち返り、全国の被災地における事例をもとに、なぜ“ 災害ボランティアセンター” を立ち上げるのか、災害時に求められるボランティアコーディネーションとは何か、などその本質を問い直し、今後起こり得る災害に備えて一緒に考えます。


ファシリテーター・コーディネーター

石井 布紀子さん

特定非営利活動法人さくらネット代表理事、災害ボランティア活動支援プロジェクト会議 事務局)

 

1995年に発生した阪神淡路大震災の際に被災し、被災地での要援護者支援などに関わり始める。その後、研修の講師や兵庫県・内閣府他のさまざまの会議の委員・アドバイザーを経て、現在は地域福祉の視点に立つ防災・減災の取り組みを推進している。2005年から赤い羽根の中央共同募金会が設置する災害ボランティア活動支援プロジェクト会議の幹事および共同事務局。また、2012年から「1.17防災未来賞ぼうさい甲子園」事務局を担っている。現在、NPO法人さくらネット代表理事、一般社団法人子どものエンパワメントいわて理事。


事例発表者

橋之口 みゆきさん

災害NGOラブ&アース 代表

 

鹿児島県いちき串木野市出身。学生時代から 平和・環境問題に興味を持ち、発展途上国の子どもたちを支援。2011年3月11日の東日本大震災を機に、め組JAPANに所属、宮城県石巻市に在住して 住民に寄り添いながら5年間、支援を継続。

その後、災害NGOラブ&アースの代表として 被災地の復興支援に携わりながら、全国各地で防災や減災、被災地で学んだ命の大切さについて講演活動を行う。  現在は熊本県益城町にて熊本地震の支援活動中。

 

主な活動地は

・東日本大震災(石巻・南三陸)

・岩手県雫石の水害

・九州北部水害、阿蘇

・広島土砂災害

・山梨雪害

・長野県 神城断層地震

・栃木県 鹿沼水害

・東北水害、古川、大崎

・熊本地震

・鹿児島県 垂水市の水害  など


事例発表者

山﨑 博之さん

長野県社会福祉協議会相談事業部自立支援グループ 主任

 

長野県松本市出身。平成16年の中越地震でボランティアデビュー。その後、長野県社会福祉協議会に入職し、平成18年の豪雪・豪雨災害にて災害ボランティアセンターの立上げ、運営支援を行う。平成19年の中越沖地震における柏崎市災害ボランティアセンターの運営支援がきっかけで、平成20年4月から柏崎市社会福祉協議会に移り、復興支援や地域福祉、ボランティアセンター業務に携わる。

平成26年4月より再び長野県社会福祉協議会に戻り、現職にて生活困窮者自立支援制度に関連する事業を担当している他、災害ボランティア活動支援プロジェクト会議のメンバーとして、全国各地の災害ボランティアセンターの運営支援を行っている。



【担当】

中谷 隆秀(長野県生活協同組合連合会)

高田 克彦(特定非営利活動法人ローカル・コミュニティ)

塩澤 宏之(長野県共同募金会)